もこむちゃんのチラシの裏

いつまでもかわいく居たい、抗いの日々

大手企業に勤めていた仕事嫌いの私が仕事で学んだこと

どうも、もこむちゃんです(*・ω・)ノ

 

私もこむちゃんは、実は数年前までとある業界で上位の企業に勤めておりました。

(多分国内にいれば誰でも聞いたことがある会社だと思います)

なんで辞めたのかというのはまた後日書かせていただきたいと思いますが…

会社員時代の私は、まったく向上心がなく、上司から「〇〇の資格をとりなさい」と言われても仕事が忙しいのを言い訳に受験料だけ支払い「受ける気持ちはあったけど忙しくて受けられなかったんです~」と言い放っていた程度には仕事に対する向上心はゼロでした。

(実際月の残業時間が少なくて80時間くらいだったので無理な話でした)

 

そんな私ですが、会社員時代に学んだことから、これから社会人になる子たちにいつも話していることがあります。

それは、かわいがられる子になること。人に頼れる人になること。

何よりも、自分も周りも仕事がしやすい環境を作れるように周りを見ることです。

仕事に対する向上心がないのでもちろん専門的な知識も覚える気が全くなった私ですが、仕事の関係上年上のおじさんたちの管理者的立ち位置になることも多く、もちろん職人気質のおじさまたちが小娘のいうことなんて聞いてくれるわけもなく…

それでも、ゴリゴリに仕事をこなしていたのは、自分がしなくていいことは、頼って任せてしまっていたからです。

会社に入って最初のうちは担当案件数も少なくて、全部自分でやってもこなせていたのですが、だんだん2件、3件…後処理案件も含めて4~5件並行して工事を担当すると、頭の中がパニックになるし、メールボックスもパンクするしで、本当にしんどい!という状況になっていました。

もともと理系の学校を出ていて、男に負けてはならぬという意識の強かった私ですが、これは男だから女だからじゃない…ある程度現場に振らないと私が死んでしまう!と気づいたのです。

でも、仲良くない人からいきなり仕事を振られても「こいつめんどくさいから投げてきたな」と思われてしまいます。なので、まずは現場のおじさんたちと仲良くなるために私は非喫煙者ですが、休憩時間に一緒に喫煙所に行くようにしました。

喫煙所では仕事の話はせず、たばこを吸っているおじさんたちと私は缶コーヒーを飲みながら雑談するだけ。でもそれだけでおじさんたちとは十分仲良くなることができます。

そこから、自分がしなくていいレベルのプログラム作成や資料作成をお願いする。

でもお願いするだけじゃなくて「〇〇するのをもっとやりやすくするために必要なものとかあれば言ってください!すぐ調達してくるんで!!」と一言添えておく。

お願いするだけじゃなくて、現場がうまく回るように配慮する。

そういうことをコツコツ繰り返して信頼を積み重ねていくと、段々職人のおじさんから「もこむちゃんの現場は無茶ぶりも多いけど、やりやすいからいいわ」と言ってもらえるようになりました。

実際に扱っていたのが自社製品の専門的なシステムとかだったので、転職の際にその知識はあまり役に立たないと思います。でも、仕事は一人でするものではない、自分以外の誰かもいないとできないものなので、自分以外の人が円滑に楽しく働ける環境をつくる能力というのは、会社員として働いてたときに身に着けたかけがえのない宝物です。

実際仕事を辞める際に、他社で一緒に仕事をしたおじさんたちが私のためにわざわざ送別会をしてくれたり、困ったらうちの会社においで!と声をかけてくれたり…

確かに私は専門職の癖にやる気のない社員だったけど、もっと大切なものを得ることができた大切な思い出です。

 

実際そのあと、まったく違う業界で働いたりしていますが、周りを見る能力や現場を円滑に回す能力は評価されるので、おごることなく、自信をもって生きていきたいと思います。

 

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